生徒さんは一様に「どうしてこうなるんだろう」を一生懸命突き詰めて考えますが、わたしからのアドバイスは「こう撮るとこうなるよ」だけです。
事細かくアドバイスすることはできますが、「カメラは押せば撮れる」どのカメラもそうなので自由度は高めのほうが楽しめると思い、また難しいと思うとシャッターを押せなくなるのも困りますのでなるべく自由度高めに押してどう思ったか、何を表現したいのか、この写真のどこを改善したいのかそれがわかるのは本人だけなので、それがわかったら私に聞いていただければ答えるというスタンスです。

影ができたらどこまで許せるのか、それは自分で判断するものです。この写真はわたしが撮影したのですが、ふんわりだったら許せるという着地点が自分の中であったのでこれはこれでOKという判断をします。また別のフォトグラファーさんでしたら着地点が違うので他のアドバイスができたり、違うテイストの写真になります。これがわかると自分だけの「良い写真」がわかってきます。

半年のカリキュラムがおわって、家族写真を通してみんなが自分の中で気がついてきたことがあります。それは「自分の中の一番大切にしたいあるものに気がつくこと」です。

じつはこれって、ヨガやマインドフルネスと同じ作業。

人によって気がつくところは全く違うもの。みんなちがってみんな良いです。

・カメラ操作が上手になりもっといい写真を撮りたい

・こどもの笑顔を残したい

・写真を撮りたいではなくて撮られたいだった

・ママのリクエストに応えたい

・パートナーシップが気になる自分がいた

・子供に言うことを聞いてほしい自分がいた

そこに気がついて、そこを認めてほしいのがこの講座の一つの形です。

この講座を作ったときはまったく意図してなかったのに、
ここに気がついてほしくて、わたしはあえて1年間のカリキュラムにしたんだなと思いました。

こういう講座は時として意図してない効果を生んだりすることがありますが、

7月が終わって一人一人が自分の中の自分につながってきてます。

「12月で終わっちゃうのが寂しい」と早速ご感想いただけてよかった(^^)

来年も続けられるようにコミュニティとして残せるように計画します！（宣言しちゃったよ）

365講座は次回12月スタートです。

・家族で参加型

・家族写真を通じて技術と心理面に向き合う

・自分の中の大切にしたいものに気がつく

・思い出作りは共同作業、パートナーシップに気がつく

・1年間の思い出作りになる

お腹の中にいた赤ちゃんが生まれてもう3ヶ月になりました。

ママはお家でおひるねアートにチャレンジ中

おひるねアートのアドバイスもしますよー